暗黒期の終焉は最近だったのかもしれない。

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12月に入り、2020年を自分なりに決算中。
ふと過去のブログ日記を読んで、自分の性格を分析してみた。

この記事は約5分で読めます。

汎用性のない14年前。

この記事を読む前に注意していただきたい。
これは、ゲンペーの超個人的な内容になる。


2006年限定のブログがある。そう、過去のブログとは痛々しいものだ。
つまり14年前に書かれた日記だ。
日記を前提としているので、日常がごっそりと書かれている。

カテゴリ的にはアーティストとして活動した記録はベースとしてある。
その中に、日々思うことやマイナス思考を書き殴ることも多かった。

まず一番に思ったことは・・・
汎用性がなく客観的な視点できない・コミュニケーション能力が低すぎる人間だった。

学生時代から二十歳になり、初めての恋人と別れた後までが、
自分なりの暗黒期だと思っていたが、全く違うね。
(見た目的なものは脱出したかもしれないが)

14年前はまさに暗黒期真っ只中だった。

そこで、ブログからの内容を抜粋して当時の自分へアドバイスをしてみることにした。

相手の考え方次第で解消できるような、
俺がどうしようもない問題は、俺はどうしたらいい?

「君がどうしようもない問題」と思うのは早計ではないか?

まずはその人の話をじっくり聞こう。
その話の言葉だけが正解ではない。それはヒントである。
人は考えを言語化することは得意ではない。
そのヒントを元に相手の本質的な考えを読み取ってみよう。
すると、その人が発散したいだけの戯言なのか、
自分がニーズに応えられていないのかがわかってくる。
前者であれば君は何もできない。話に寄り添って気持ちを安心させてあげよう。
後者であれば、ニーズを大きなものと小さなものに分割して、自分なりの答えを再提案してみる。

少なくとも今はお互いの気持ちが寄り添えていない。
関係性がツギハギなので、そこを埋めるように寄り添えばいい。
ただし、人間関係は難しいものなので、それでも折り合いがつかない場合は、
関係性を絶っても良いと思います。

大事なものを捨てきれない、それは本当に大事なものだから…。

傲慢も良いところですね。
自分の気持ちばかり押し付けていれば相手も嫌気がさします。
人は物ではありません。
大事であれば感情を持つ生き物という特性をよく考えてみて。
しっかりとその人の言葉と心に耳を傾けてみよう。

本当に頑張れば報われるのだろうか?
俺は努力もしないで幸せになってる人間を知っている。というかそう思う。

「本当に頑張れば」「努力すれば」報われるはずです。
その前に、“何をもって幸せなのか”というビジョンが描けていません。
女性関係?名誉・地位?自分の時間?
ちなみに幸せの価値観にお金というカテゴリは存在しません。
お金というのは幸せをの価値観を近づけるための手段と材料にすぎない。
もし君が人よりも努力をしていて、頑張っていると思っているのであれば、
それは努力の仕方や方向性が間違っているはずです。
それを見直さなければ、ただの徒労、浪費でしかありません。

「努力もしないで幸せになっている人」は君の価値観は判断できません。
仮にその人が自身でも本当に幸せだと思っているとする。
だとしたら、本当に努力を怠っているのだろうか?
君が見えないところで努力をしていることもあるかもしれません。
本当に努力していないとしたら?
その張りぼての幸せは長くは続きません。一過性のもので輝いて見えているメッキです。
そもそも、他人と自分を比較対象にすること自体が愚かです。
自分の幸せは自分なりに考えましょう。

ですが、「幸せになっている人」という言葉を正しく言い代えるの出れば、
自分の理想像ということでしょう。
努力していないように見えているかもしれないが、その人は君よりも効率よく成長するためにその活路を見出しているのだと思います。

俺には本気で相手とぶつかる勇気はない。

この前述に
「俺は気づかないうちに自信満々の気持ちを押さえつけ、怯えていた。『こいつにはついていけない』そう思われて誰も居なくなってしまいそうだから。」
とありますね。
そして、当時の友人がすでに最適解を出して、その言葉が君の頭に残っています。
「本気でぶつかっていなくなれば、それまでの人間。残ったやつが上へいける人間。」
けど、それを肯定できない自分がいます。
それは紛れもない甘えです。
道楽で始めた音楽活動。
でも、君は本気で上を目指したいと思ったんでしょう。
だったら早急に早めにぶつかるべきであり、四面楚歌になっても良いでしょう。
中途半端に何かに向き合うことは努力が無駄になる可能性もあり、精神的にも辛いです。
今は自分のためにやるべきことをやることをお勧めします。

アーティスト気質が高い。

まだまだツッコミどころのある2006年の自分。
ただ、悪いところだけではないと思った。
その時の感情もちゃんと思い返せるし、その尖った部分が個性的でもある。
まだあの頃は表舞台で活躍する方向性でもあったので、
個性的な路線としてはある意味、間違ってはいないと思う。
ただし、これはアーティストとしての見方であり、
人間性としては中の下くらいのレベルである。
人間性レベルは自分なりの見解だが、
底辺の下は、犯罪者でも不道徳なことはしてきていないから。
そういう人間ではないことは今も昔も変わらない。

昔の自分に偉そうな事を言っているが、
今の自分が非常に高尚な人間であり、冷静で物事を判断できるという、
いわゆる「できる人間」になったとは思っているわけではない。
精神面や努力の方向性、人とのコミュニケーション能力は、
まだまだ自分を磨くべきだと思う課題。

ちなみに音楽活動は、今は表舞台だけで活躍したいという思いはなく、物作りを優先させている。その物作りがバンドの顔であるボーカルであれば、その役割はしっかりと担うつもりでいる。それが総じて物作りだと思っている。

アーティスト気質が高い人は人間性にも個性が反映してくる。
そのため非常に個性的なアーティストも沢山いることは周知の事実。

自意識過剰を反面教師に自己肯定感へと導く

そもそもこういった分析をしてオンライン上に公開すること。
これはナルシストな行為とも思えるが、自己肯定感だと捉えている。

周りからは「自分に自信があるね」とよく言われることが昔からある。
だってそれは「周知の事実」だと思っていた。
その自信が思い違いだったのが、2006年。
その自信が確信的なものになったのがつい最近。
自信は見方が変われば、自意識過剰にもなったり、自己肯定感だったりする。

今は尖った感情は失うことはなく、物事を俯瞰的に考えられるように生きるように心がけています。

そういうことで過去の黒歴史は他人に公開するものではないので、
ブログ製本サービスを使って本にしたら削除する。
暗黒期のブログがオンライン上に公開されてもデメリットのほうが多いさ(笑)

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