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あのマンガがすごい!2018年度版についての投稿をまとめています。
※宝島社が出版している「このマンガがすごい!」とは一切関係はありません(笑)
ゲンペーが読んできた漫画(アニメ)の中で、あのマンガはすごい!面白い!と思える
イチオシの作品をネタバレなしで紹介します。
STEINS;GATE Ø
作品名:STEINS;GATE Ø
ジャンル:SF
原作:志倉千代丸/MAGES.
話数:未定
放送:2018年
【ゲンペーの一言】
運命の分岐にロマンがそそられる。
オススメ度:★★★★☆
前作『STEINS;GATE』は2011年に放送されました。
ゲンペーは人から勧められて3年後くらいに観ています。
今作は再放送が改変され、バッドエンドからの続編になります。
~前作のあらすじ~
前作『CHAOS;HEAD』で描かれた、「ニュージェネレーションの狂気」による渋谷崩壊から1年後。秋葉原を拠点とする小さな発明サークル「未来ガジェット研究所」のリーダーを務める大学生の岡部倫太郎は、研究所のメンバー(ラボメン)の橋田至や幼馴染でもある椎名まゆりと共に、日々ヘンテコな発明を繰り返していた。
2010年7月28日、岡部はまゆりと共に向かった講義会場で天才少女の牧瀬紅莉栖と出会うが、ラジ館の8階奥では血溜まりに倒れている紅莉栖を目撃し、そのことを橋田へ携帯メールで報告する。その直後、めまいに襲われた岡部が我に返ると、ラジ館屋上には人工衛星らしきものが墜落しており、周辺は警察によって封鎖されていた。先ほど送信したはずのメールはなぜか1週間前の日付で受信されており、周囲が話すここ最近の出来事と岡部の記憶の間には、齟齬が起こっていた。ウィキペディアより引用
時間を遡ったりする、いわゆる「ループものアニメ」です。
思えば他のループものアニメでも気に入っている作品は多いですね。
秋葉原が舞台となり、実際にあるお店などが登場してきたり、放送時は景色が連動されていたとか。
前作では作品として非常に評価が高く、伏線の回収が完璧に行われていると絶賛されています。
そして、女性キャラの属性の豊富さ。ツンデレ、ふわふわ、男の娘、元気っ子・・・
ちなみに当然ながらクリス党です。
あの長期ギャグアニメみたいに数が多ければいいというわけではないのです。
悲劇を回避するために、過去へ遡る。
後半はSF好きにはたまらない展開が待っていました。
なにが正しい選択なのか、
その選択ひとつで、運命が変わっていく。
リアルにもありうる話ですね。
もしも、あの時、ああしていれば・・・とは皆さんも良く考えると思います。
続編の『STEINS;GATE Ø』は2年前にゲーム化にもなりました。
ゲンペーも買いました。シュタゲゼロためにVitaもね。
でも、どうも集中力がなかったので、すぐに辞めてしまいました。
なので、その後のストーリーは知りません。
4月11日からの放送楽しみだ!!
ガイシューイッショク
作品名:ガイシューイッショク
ジャンル:エロコメ
作者:色白好
既刊:1巻
ビックコミックスペリオールにて連載中
【ゲンペーの一言】
まさかエロが題材となっている漫画を購入するとは思いませんでした(笑)
オススメ度:★★☆☆☆
30代中盤にもなってくると知識が豊富になってくるので、漫画のジャンルもどんどん拡がってきます。
まさかエロ系の漫画に面白さを見出すなんて思ってもしませんでした。
~あらすじ~
不動産屋に勤務する小森は、横柄な来客である境みちるを追い返してしまう。翌週、電車内で再会した彼女に弱みを握られ、仕方なしに居候させることにした。ウィキペディアより引用
画像に説明が書かれていますが、
そのみちるは居候をしつつ、引きこもって漫画を書いています。
しかも当たり前かのように生活し、小森が家事を全て行う。超女王さまです。
こういうキャラクターって大体天使系なかわいさを持って、
「可愛いから許すわ」という流れが王道だと思うけど、
みちるは弱みを握り、小森に家事の手伝いを頼まれるが、威圧して拒む。
その目つきったらやたら怖いです。可愛さなんて全くない。
しかし、小森は強行手段は選ばない。
ただ、人が良いからではない。
小森は「あわよくば20歳の子とやれるんじゃないか?」
と内心思い続けているのです。
というのは、
威圧だけでは流石に話が進まなくなり、
みちるは、ある勝負を持ちかけます。
みちるを感じさせたら小森の勝ち。
小森が勃起したら負け。
これで話の折り合いをつける展開になります。
このやりとりが馬鹿らしくエロくおもしろい。
さらにゲンペーの食いつく点としては、
みちるはツリ目、茶髪のボブカット。小柄な体格だが、かなりの巨乳。
かなりの高飛車で、小森によくキツい言動を浴びせる性格。
「感じさせてみろよ」と言いつつ、
内心ハラハラしているところが超かわいい。
それが1巻の表紙の表情です。
最高の表紙だ!よくやった!!笑
あまり長続きしてもどうかと思うので、簡潔的にしめてほしい。
そこまでエロいシーンはないので18禁かどうかは不明だが、30代くらいの方へ勧めたい漫画です。
ちなみにタイトルは「鎧袖一触」という四字熟語のことで、「よろいのそででちょっと触れたぐらいの簡単さで敵を負かすこと。」です。
あぁ、負けまくるな小森…。
パラレルパラダイス
作品名:パラレルパラダイス
ジャンル:SFエロ
作者:岡本倫
既刊:4巻
ヤングマガジンにて連載中
【ゲンペーの一言】
ほぼエロ漫画だが、気になるSFストーリー
オススメ度:★★☆☆☆
ついにかなりのエロい漫画が好きになりました。
これを女子に読んでるんだと思われたくはないです。
でも面白い。
~あらすじ~
幼馴染の同級生に恋心を寄せる高校生太多陽太(ヨータ)は、ある日学校で謎の侵入者に襲われ、校舎から転落。目覚めるとそこは赤と青の双月が浮かぶ異世界の山中だった。異変に気付き駆けつけた女騎士ルーミと出会ったヨータは、出会って早々にルーミに猛烈に欲情され迫られ、その際喋る鳥の姿をした地縛神ジーニアスに、この星では男が存在しない状態が三千年も続いているため、女には遺伝子レベルで男に対する免疫がないことが告げられ、そのまま交尾するよう命じるのだった。ウィキペディアより引用
男の欲望の権化が主人公なんだと思います。
異世界の女に男の免疫がないからといって、精神崩壊レベルであれほど淫らになるのだろうか。
でも、そこはつっこまない。
なんといっても擬音や発言する語彙がシュールで面白い。
女の子はヨータに触れるだけで、あそこがビュルビュルと音を立てます。
・・・ビュルビュルて!!
ビュルビュル漫画とも言われ、人気があり、
コミックの売り上げは結構良い結果が出ているみたいです。
あの乱れた時に発する淫語はもうAVの脚本を書いてもいいんじゃないかと思っています。
『君は淫らな女王様』でもエロの語彙力はすごく冴えてました。
ストーリーも単純なSFではなく、全体像がしっかりあるんだろうなという流れもあるお話。
新キャラが登場するごとに、どうせビュルビュルし始めるんだろうなと思いつつ、
ちゃんとストーリーは進むといううまい展開。
『エルフェンリート』はちゃんと読んだことはないけど、
ゲンペーが読んだ岡本先生の作品の中でこれはダントツに面白いです。
重ね重ねこれは女子には勧められない漫画です。
未成年にもちょっと読むのは厳しい18禁ですね。
読めるターゲットが少ないですが、成人男性でエロに寛容な人は好きだと思います。
早乙女姉妹は漫画のためなら!?
作品名:早乙女姉妹は漫画のためなら!?
ジャンル:エロコメ
作者:山本亮平
既刊:2巻
ジャンプ+にて連載中
【ゲンペーの一言】
おっぱい好きの作者が渾身作を生み出した!!
オススメ度:★★★☆☆
先月に続き、またもエロ漫画の紹介(笑)
しかもエロコメ。今年の流行りなのかな。
しかし、エロコメを贔屓はしていません。本当にこれも面白い漫画です!
~あらすじ~
姉と妹の全力ご奉仕コメディ!! 新人漫画家・早乙女モブユキ(16歳)は『週刊 少年ジャンプ』でラブコメを連載中。その超崖っぷちな連載をサポートするのはモブユキの2人の姉妹。包容力抜群で超優しい姉・ノアン(18歳)と、実はお兄ちゃん大好きな妹・カノン(14歳)は、漫画のクオリティアップのためなら、キスから目隠しくすぐりまで、体を張ってサポート!! 早乙女姉妹のご奉仕でモブユキの漫画を無事ヒットに導けるか!?少年ジャンプ+より引用
山本先生は前作、前々作と少年ジャンプで連載していました。
少年ジャンプは昔と違い、おっぱいの局部は描くことができず規制されてしまったようです。
乳首が登場した作品はおそらく『電影少女』が最後ではないでしょうか。
前々作は『E-ROBOT』というロボットがおっぱいからミサイルを発射したりと、
何かとおっぱいやおしりを使ったエロい技を披露する話です。
例えば・・・
おっぱい防御壁(おっぱいバリケード)
弾力と耐久性を兼ね備えた究極の装甲。
治癒愛撫(ペロキュア)
アイの口内から治療液を分泌し、ペロペロ舐めて治療。
おっぱい鏡面反射(おっぱいミラーバリア)
銃弾の軌道修正に最適な乳射角でおっぱいを当てる。
おっぱいミサイル
信頼できる人に胸を揉まれることにより発射される強力な兵装。
バカでしょ?笑 いい意味でね。
このバカアイディアを毎週作り上げる才能には脱帽しました。
しかし、期待とは裏腹にすぐに打ち切りになってしまいました。
前作の『ラブラッシュ!』ではエロは抜きのラブコメ。
正直これは不完全な作品となってしまい、持ち前のエロさが活かせませんでした。
予想通りこの作品も打ち切りになりました。
しばらく音沙汰はなく、ウェブ漫画のジャンプ+にこの作品が連載されました。
今度は真っ向勝負のエロコメ!
そして、冒頭で話したエロにとって大事な乳首も本誌ではないので解禁。
乳首を見たいキッズからの反響がとても良いようです。
もっと細かい話をすると、
ジャンプ+では一定期間は無料で誰でも読むことができますが、
乳首が見れるのは新掲載されてから朝8時まで。
つまり日付が変わって0時から8時間しか乳首を解禁していない。
誰でも見れるけど、大人の時間限定なのです。
8時を過ぎると「謎の光が」乳首を隠して大事なところが見えません。
これが見たい人は単行本を買うしかないんです。
そう、買うしか・・・
『早乙女姉妹は漫画のためなら!?』【1】
特典はとらのあなで、ひとんちのトイレでスマホをスワイプする編集者ですが、今のところの推しは12月に出る2巻に登場する男の娘編集者です。 pic.twitter.com/A4PKSmYlfP— ゲンペー (@GENPEY) 2018年10月9日
買いました。
いや、決して乳首が見たいから買ったわけじゃないです。
話も面白いからね!
これからどんどんいろんな属性の女子が登場します。
主人公もどこかのリドさんのようにデレデレしない主人公なのが、好感が持てます。
ハーレム漫画でデレたり、本命がいるのにチラチラしてしまったら一気に冷めます。
そこ、いちばん大事だと思います。
今のところ、男の娘編集者が良いとつぶやきましたが、
やっぱり瀧波さんが変態過ぎて好きになりました。
とらのあな特典で良かった〜!
少年には刺激が強い?
いや、昔はこんなエロ漫画があってこっそり読んでた!
みたいなエピソードを作ってもいいんじゃないかな。
ひっそりと小中学生に教えてあげたい漫画です。
呪術廻戦
ジャンル:SF
作者:芥見下々
既刊:3巻
少年ジャンプにて連載中
【ゲンペーの一言】
ジャンプの看板級を担う期待の新人!超傑作です。
オススメ度:★★★★★
王道漫画では久しぶりにビビッと来た漫画です。
~あらすじ~
少年は戦う――正しい「死」を求めて。両親の顔を知らず祖父に育てられた少年・虎杖悠仁。常人離れした身体能力を持つ彼に、育ての親でもある祖父は「オマエは強いから人を助けろ」と言い残して他界した。
祖父を亡くしたその晩、手続きのため病院にいた虎杖の前に、黒ずくめの少年・伏黒恵が現れる。彼は虎杖が以前拾った特級呪物「両面宿儺の指」を探していた。極めて危険なものである呪物を「人死にが出ないうちに渡せ」と虎杖に凄む伏黒。しかし一歩遅く、呪物は虎杖の元から心霊現象(オカルト)研究会(通称「オカ研」)の先輩の手に渡っており、「指」に辛うじて施されていた封印も剥がされてしまった。
封印を解かれた宿儺の指を取り込み、新たな力を得ようと学校に集まる呪い。虎杖は伏黒とともに呪いに取り込まれそうになっていた先輩を助けるが、新たに現れた呪いに不意を突かれたことで伏黒が負傷し、一同は窮地に陥る。「呪いは呪いでしか祓えない」という伏黒の言葉を聞いた虎杖は、状況を打開するために猛毒である宿儺の指を自ら呑み込んだ。本来なら口にした瞬間死亡してもおかしくない代物であったが、幸か不幸か虎杖は両面宿儺の「器」となる素質を持っていた。呪物を取り込んだことで呪術師の討伐対象となってしまった虎杖に、最強の呪術師にして呪術高専1年の担任・五条悟は二つの死に方を提示する。ウィキペディアより引用
初連載にてこのクオリティは「才能がある」としか言えない。
ストーリー展開が全く読めない。
デスゲーム系漫画では、あからさまに「死」を直面させて、
「いつ誰がやられるか!?」みたいな見方になるので、一瞬の絶望感しかないです。
でも、この話の死は、作品的にはいい意味でトラウマになるくらいの死が話の中に出てきます。
確か泣いたね。そういう演出もうまい。
前日譚の『呪術高専』も読みました。
“絵が雑”という不評もあるが、デッサンはしっかりできてるし、絵も上手い。
アングルもいい感じです。
設定も面白いけど、俺が一番個性が出てるなーと思ったのは、台詞回しだよね。
キャラクターのやりとりに既視感がない。
キャラの性格設定がしっかりできているので、キャラクターが漫画の中で生きているのがわかる。
たぶん作者は描いてて楽しいんじゃないだろうか。
単行本累計発行部数も2巻で30万部を突破。
(2018年11月時点)
本当に期待。
『呪術廻戦』やっぱり買っちゃったよね。
面白さは今年一だ。初版。
『東京都立呪術高等専門学校』も今冬にコミック化される。嬉しい。https://t.co/HYIRBVs824… pic.twitter.com/mOY7kCeUuD— ゲンペー (@GENPEY) 2018年7月30日
『呪術廻戦』(2)カバー下表紙
じゅじゅさんぽ。笑える。
この子らのノリ最高だなぁ! pic.twitter.com/9TAmKJnvTM— ゲンペー (@GENPEY) 2018年9月4日
次期看板漫画になりうる作品で、話数は増えればアニメ化にも期待できる。
ポスト・『BLEACH』として頑張ってほしい作品です。
そのほかの作品はこちらにまとめています。