縄文土器を作ったというお話です。前編。
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ことの発端は、夏前に行った仙台旅行計画をしていた時でした。
目的は特になかったんですが、東北の旅をしたことがなかったので、空気を感じてみたかった。
旅行は現実から抜け出して、普段から子ども染みたことばかりしてますが、さらにメンタルを解放して好き放題やるのが好きです。
大人になってから食べることにも興味が出て、ご当地の産物も沢山味わいました。
その話はまた別の機会で…。
計画時に調べ物をしていたら、縄文土器教室を受けることが出来る施設を発見!
歴史を学んでいる身としては、触れておくべき使命だと思いました。
しかし、作った土器を1ヶ月後に取りに行かなければならなかった為、却下。
他の地域でも同じイベントがないか調べたところ…
ありました。
なんと都内で!!
ということで、詳細を確認すると年に1回、開催していました。
スケジュール的に結構無理をしましたが、計3回あるうちの2回すでに終了してます。
縄文人は粘土から器用にバランスのとれた入れ物を形作り、更にデザインまで土器に施していました。
見た目を良くする意識って今も昔もずっと変わらないんですね。
美学だね。
自分が製作した土器は幾つかある中のシンプルなものでした。
正直、その他のゴツいデザインのものは何度か作り上げないと難易度が高いと思われます。
しかし、他の参加者の方はスムーズに作り上げていました。
…これは、何度か来てるな(笑)
作り方としては、ろくろとは違い、粘土を自分の手で捏ねて、一定の幅の粘土紐を作り、それを積み上げて接着させる作業。
素早く作業をしないと湿った粘土が乾燥してくっつきづらくなるので、コツが必要になります。
後で模様をつけるために外観はなるべくツルツルにしないとならないのです。
当然自分は初挑戦だったので、苦戦!
先生指導のもと、なんとか2日かけて乾燥前まで仕上がりました。
遠目で見れば結構いい感じです。
底面に名前を刻んだので、完全にオリジナルの縄文土器です。
後日これを野焼きして、完成となります。
滅多にできない貴重な体験をしました。
出来上がりが楽しみです!!